背中に手を回そうとすると、途中で止まってしまう。腕を上げるたびに、肩の前あたりが詰まる感じがする。肩甲骨のあたりを自分で押してみても届かず、もどかしい——肩甲骨が硬い、肩甲骨周りのこりという状態は、自分ではケアしにくい場所だけに、溜め込みやすいものです。
肩や首だけをほぐしても楽にならない場合、その下にある肩甲骨の動きが関わっていることがあります。肩甲骨は腕の動きの土台にあたる部分だからです。
肩甲骨はがし
肩甲骨周辺の筋肉をほぐし、肩や腕の動きを整える施術です。肩甲骨が硬い、肩甲骨周りのこりが気になる方に向けた内容です。

こんなお悩みはありませんか?
- 肩甲骨が硬いと感じる
- 肩甲骨周りのこりが強い
- 背中に手が回らない
- 腕を上げると肩の前が詰まる
- 肩甲骨の痛みや違和感がある
- 深呼吸がしづらい気がする
肩甲骨が動かなくなる仕組み
肩甲骨は、背中の上で肋骨の上を滑るように動く骨です。骨同士でがっちり固定されておらず、周囲の筋肉によって支えられています。この構造のおかげで、腕は大きく自由に動かせます。
ところが、デスクワークなどで腕を前に出した姿勢が続くと、肩甲骨は外側に開いた位置で固定されがちになります。周囲の筋肉が縮んだまま硬くなると、肩甲骨が滑らかに動けなくなり、肩甲骨が硬い状態になります。
この状態で腕を上げようとすると、本来肩甲骨が担うべき動きを肩関節だけで補うことになります。肩の前が詰まる感覚や肩甲骨の痛みが出るのは、こうした負担の偏りによるものです。また、肩甲骨まわりが硬いと胸郭の動きも制限され、呼吸が浅く感じられることもあります。
当院の肩甲骨はがしの考え方
当院の肩甲骨はがしでは、肩甲骨が動くべき方向——上げる、下げる、寄せる、開く、回すという動きを一つずつ確認します。どの方向に制限があるかによって、関わっている筋肉が絞り込めます。
施術では、制限のある方向に関わる筋肉をゆるめ、肩甲骨が動ける余地をつくっていきます。肩甲骨周りのこりが強い部分は、周辺から段階的に緩めていきます。無理に肩甲骨を引き剥がすような施術は行いません。
肩甲骨の痛みが強い場合は、刺激量を抑えて対応します。施術の前後で腕の動きを確認していただき、変化を実感できるように進めます。
施術の流れ
- ご来院・受付
当院は予約不要です。ご都合のよいタイミングでお越しください。お時間が限られている方は、WEB予約もご利用いただけます。受付で問診票にご記入いただきます。 - 問診
いつから、どんなときに、どのようにつらいのかを伺います。お仕事の内容や生活習慣もお聞かせください。ここでお伺いした内容が、施術の方針を決める土台になります。 - 検査・確認
姿勢、関節の動く範囲、筋肉の状態を確認します。実際に動いていただき、どの動作で症状が出るのかを把握します。 - ご説明
確認した内容と、これからの施術方針をその場でお伝えします。ご不明な点はここで遠慮なくお尋ねください。ご納得いただいてから施術に進みます。 - 施術
その日の状態に合わせて刺激量を調整しながら施術します。痛みを我慢していただくことはありません。 - セルフケア・次回のご案内
ご自宅でできる範囲のケアと、通院ペースの目安をお伝えします。継続して通われる場合の料金プランについてもご案内します。
肩が上がらない状態が続く場合は、四十肩・五十肩の可能性もあります。状態を確認したうえで、適した内容をご案内します。
施術とあわせてお伝えしていること
肩甲骨が硬い状態に戻りにくくするには、日常の中で肩甲骨を動かす機会をつくることが有効です。当院では、デスクワークの合間にできる簡単な動きをお伝えしています。
あわせて、腕を前に出した姿勢が続かないよう、作業環境の調整もご提案します。肩甲骨周りのこりは、環境を変えるだけでも溜まりにくくなることがあります。
よくあるご質問
Q. 「はがす」とは骨を剥がすのですか?
いいえ。名称としてそう呼ばれていますが、実際には肩甲骨まわりの筋肉をゆるめ、動きやすい状態へ整える施術です。骨を剥がすことはありませんのでご安心ください。
Q. 痛いイメージがありますが大丈夫ですか?
強い痛みを伴う施術は行っていません。硬い部分に触れる際に響く感覚がある場合は、その場でお伝えください。刺激量を調整します。
Q. 肩こりとは何が違うのですか?
肩こりは症状の名前で、肩甲骨はがしはアプローチの一つです。肩甲骨の動きが関わっている肩こりの場合、こちらが選択肢になります。状態に応じてご提案します。
肩甲骨は自分では触れにくく、ケアが行き届きにくい場所です。だからこそ、専門的に確認する価値があります。
肩甲骨が硬い、肩甲骨周りのこりや肩甲骨の痛みが気になる方は、肩甲骨はがし整骨院として当院にご相談ください。



