スッキリ!ブログ

脚が攣ってしまったら!

こんにちは!スッキリ整骨院です!
暖かくなってきましたが、日が落ちるとまだまだ冷えてきますね。
皆さんは寝ているときにふくらはぎがつってしまった経験はありませんか?
いわゆるこむら返りですね。
今回はなぜこむら返りが起こるのか?
こちらを紹介していきます。

こむら返りとは

よく「足がつる」と言われているこむら返り。
実は、腓腹筋けいれん(ひふくきんけいれん)と呼ばれるモノで、ふくらはぎの筋肉や神経が異常な緊張を起こして、激しい痛みを伴います。

ふくらはぎの筋肉や神経が、急に緊張して起きてしまうため疲労していたり、運動不足で筋肉が緊張した状態の方などでは少し足を伸ばしたり、
ふくらはぎをぶつけたりしただけでもこむら返りを起こす事もあります。
他にも神経の伝達が悪くなると起きるリスクが上がるため、腰のヘルニアなどで脊髄神経が圧迫されてこむら返りが起きることもあります。

こむら返りはなぜ起きるの?

筋肉は収縮と弛緩の動きを調整することによって、本来はバランスの取れた動きをします。
脳や脊髄などからくる信号を神経を介して筋肉に送られて、筋肉の収縮や弛緩の動きが起こります。
こむら返りはこの信号の伝達に問題が起きて発生する異常収縮です。
異常収縮が起きる理由はいくつかあります。

①スポーツでなどで沢山の汗をかいたときは、身体の中の電解質のバランスが崩れ、筋肉や神経が興奮しやすい状態になります。
電解質はナトリウムやカリウムなどがあり、これらは5台栄養素のミネラルに属します。
電解質とは水に溶けると文字通り電気を通すようになります。
そうして細胞の浸透圧を調整したり、筋肉細胞や神経細胞の働きに関わるなど身体にとって重要な役割を果たすのですが、この電解質が不足すると筋肉や神経の働きに不具合が生じてこむら返りが起こりやすくなります。

②久々の運動や加齢などで筋肉の量が少なくなったり、脚の温度が低くなったりすると筋肉や腱にある脳からくる信号をキャッチするセンサーが上手く反応しなくなり
異常収縮が起こりやすくなります。
詳しく説明すると、筋肉には強い負担がかかった時に筋肉の損傷を防ぐためのメカニズムがあり、そのメカニズムを担うのが筋紡錘、腱紡錘というセンサーになります。
筋紡錘というセンサーは筋肉が伸ばされ過ぎると、伸びきれないように『縮め』という指令を出します。
腱紡錘というセンサーはこれ以上負荷がかかると筋肉や腱が切れるという危険を回避するために筋肉に『ゆるめ』という指令を出します。

また、こむら返りは病気とは無関係に起こります。
例えば、健康な方でも大量の汗をかいた時に水だけ飲んでも、電解質を補給しないと熱痙攣と呼ばれるこむら返りを起こします。
妊娠中の方でもカルシウム不足は起こりますし、下痢によるカリウム不足でもこむら返りは起こります。
なので健康に自信がある方でも油断大敵ですね⚠️

予防のポイント

  • ①栄養 睡眠時も汗をかくため、水分を失ってしまいます。なので眠前の水分補給を忘れずにしましょう! 海藻、豆類、乳製品、りんごやバナナなどにはミネラルが含まれているので、晩ごはんのプラス一品に加えると効果的ですよ♪
  • ②保温
    足湯や入浴などで身体を温めると血液循環を改善させ、筋肉が柔らかくなります。
    入浴後にストレッチを行うとより効果を高めることができます!
  • ③運動 足回りの血液循環を促すために、軽いウォーキングやストレッチを習慣化させましょう!

こむら返りが起きた時の対処法

①足の親指を引っ張るようにして、ふくらはぎを伸ばす!

②ふくらはぎを暖めて血流を良くする!

突然の症状でビックリすると思いますが、まずは落ち着いて対処しましょう。
勢いよく筋肉を伸ばしたりすると逆効果になるので、ゆっくり伸ばしたり、ふくらはぎをさすったりする事がポイントです。
また、布団の重さなどで足先が伸びた状態になるとこむら返りが起こりやすくなるので、足先を伸ばさないようなポジションを作るとこむら返りのリスクは減りますよ!

運動や立ち仕事後の筋肉疲労を取ることは予防にとても大切です。
血行を良くする為にスポーツマッサージや入浴で温める。
スポーツドリンクで水分と電解質の補給を心がけましょう。
それと筋肉が硬くなってしまうとこむら返りのリスクが上がりますので、普段からのストレッチを行うようにしましょうね♪

もし脚がつってしまった!とあれば
スッキリ整骨院にご相談下さい!ばっちりケアしていきますよ✌️